前田式とは?
「前田式」が最初に登場したのが、『前田式韓単整理術』(韓国語ジャーナル14号,2005春号:アルク)です。
たとえば、漢字語は「やみくもに覚えるのではなく、日本語母語話者が持っている漢字の知識を最大限利用して、分類して覚えましょう」というものです。 その他、四字熟語を日本語で用いられるものとそうでないもの、少し違うものなど、日本語との比較によって学習者に負担なく覚える方法を提示しました。
この連載をまとめたものが『前田式韓国語単語整理術』(アルク)です。
文法事項も同様です。日本語母語話者の間違いやすい点に重点をおいて、ですます調で語りかけ、類例を挙げて解説する―これが『前田式中級文法トレーニング』(アルク)。
さらには、4色ボールペンを利用した『前田式パダスギトレーニング』を韓国語ジャーナルに連載中です。こちらも、「日本語母語話者の聞き取りにくい点を重点的に訓練する」効率のよい方法 です。
つまるところ、「日本語母語話者の弱点を見極めて、そこに焦点を合わせた効果的な学習法」、これが「前田式」学習法です。
そして、もう一つ大事なポイントは、学習法を提示するだけではなく、学習者個々人の実力に合わせて具体的にその方法を示し、出来るまでサポートすること。学習者個々人に合った学習法をコーチングとするという思想があるのです。
ここが今の韓国語教育に不足している点なのです。
たくさん書籍が発行されてはいますが、たとえば日本語母語話者の中級学習の悩みにどれだけ応えているでしょうか?上級への壁を突破できずに、地方でもがいている学習者の相談に乗れる機関がどれだけあるでしょうか? 前田がミレ韓国語学院を立ち上げた最大の理由は、ここにあります。
学習法をコーチングする。一見おこがましくもありますが、自分自身が10年間「さまよえる中級人」であった体験を活かし、学習者の悩みに寄り添い、コーチングしていきます。
「こうすれば効果がある」という理屈だけを並べるのではなく、教材に従って、効果的な学習方法を具体的に示し、あなたに実行していただきながら、 あなたの実力を本当に高めていきます。
ミレ韓国語学院では、すべて前田式によって教えられます。前田以外のスタッフも全員が前田式に習熟していますのでご安心ください。 講師は全員、前田の授業で韓国語の実力をつけ、韓国語教育の情熱に目覚めた優秀な仲間です。 ミレでは定期的に講師研修会も持ち、指導力を高める努力をしています。
ミレのスタッフ、ミレの教材を信頼してください。
イメージとしては、『前田式韓国語中級文法トレーニング』(アルク)の授業を毎回通信でお送りし、それを解いて返送すると考えていただければ、分かりやすいと思います。 電話でのご相談にものります。前田が直接電話でカウンセリングいたします。学習の仕方についてご相談ください。
こんなに親切!これが前田式です!